夏涼しく冬暖かい家のハウスメーカーおすすめ3選|選び方も解説

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://www.lthomes.jp/ltcms/wp-content/uploads/2024/07/pharmacist-d-01-min.png” user_name=”疑問女性”]夏涼しく冬暖かい家を建てたい[/speech_balloon_left1]

どのハウスメーカーを選ぶかは、C値UA値Q値を見てみましょう。
これらの数値が低いほど、「数値が良い」=夏涼しく冬暖かい家 という判断の基準になります。

おすすめのハウスメーカーは以下の通りです。

  • 一条工務店
  • 三井ホーム
  • ファースの家

上記のハウスメーカーはC値UA値Q値を改善すべく、独自の工法や技術があります。

詳しく解説していきます。

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目次

夏涼しく冬暖かい家の基準は【C値、UA値、Q値】

夏涼しく冬暖かい家の基準はC値、UA値、Q値という3つの値からわかります。

それぞれが何を表しているのかは、以下の通りです。

  • C値・・・家の隙間の少なさ
  • UA値・・・家の暖かさがどの程度逃げるのか
  • Q値・・・家の温かさがどの程度逃げるのか(現在はUA値が主流)

これらの数値が低ければ低いほど、夏涼しく冬暖かい家となります。

C値とは?家の隙間の少なさ(気密性)を示す数値

C値は、住宅の隙間がどれだけ少ないかを示す指標で、気密性を表しています。
隙間が少ない家では、冬には外の冷たい空気が入りにくく、室内の暖かさを保つことができます。
夏の場合は、冷房効果が持続し室内を涼しい状態に保つことができます。
C値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いことを示しており、冷暖房のこうりつが向上します。
結果として、光熱費を節約しながら快適な住まいを確保できます。

UA値とは?家の断熱性能を示す数値

UA値は、家全体の断熱性能を表す数値で、外壁や屋根、窓などから熱がどれくらい逃げるかを示した数値です。
数値が低ければ低いほど、家の断熱性能が高いことを意味し、冬は暖かく、夏は涼しい快適な環境が保たれます。
国土交通省は日本を8つの地域に分け、それぞれに基準値を定めています。
たとえば、関東地方の基準区分では、UA値0.75以下が目標となっており、これによりエネルギー効率の高い住宅が実現します。

Q値とは?家全体の熱損失量を示す数値

Q値は住宅全体の熱損失量を示す指標です。UA値と同様、住宅の断熱性能を評価しますが、以前は広く使用されていたものの、現在はUA値に取って代わられつつあります。
Q値は特に寒冷地での冬の暖房効率を評価する際に有効です。数値が低いほど、外気に熱を奪われにくく、暖房費の削減につながります​。

【参考】住宅における外皮性能 – 国土交通省

ハウスメーカー C値 UA値 Q値 備 考
パナソニックホームズ 公表なし 0.46 公表なし 標準プラン
セキスイハイム 2.0 0.46 公表なし モデルプラン約140㎡(正確なUA値はプランが決まった段階でシュミレーション)
積水ハウス 公表なし 公表なし 公表なし ZEH基準6には対応
大和ハウス 公表なし 公表なし 公表なし ZEH基準6には対応
ミサワホーム 公表なし 0.44 公表なし 標準仕様
住友林業 公表なし 0.41 公表なし 50坪2階建て
三井ホーム 公表なし 0.39 1.61 プレミアムモノコック構法、ロックウール使用
リクシルSW 公表なし 0.44 1.28 標準的仕様
ファースの家 0.1~0.3 0.2~0.35 1.15 標準的なサイズの家

夏涼しく冬暖かい家のハウスメーカーおすすめ3選

 

夏涼しく冬暖かい家のハウスメーカーは、C値Q値UA値の観点から、以下の3つが挙げられます。

  1. 1一条工務店
  2. 三井ホーム
  3. ファースの家

 

C値 UA値 Q値
一条工務店 0.59 0.25~0.6 0.51
三井ホーム 記載なし 0.39 1.61
ファースの家 0.1~0.3 0.2~0.35 1.15

※UA値については計測した状況を、ハウスメーカーへ確認する必要があります。

 

それぞれのハウスメーカーに特徴がありますので、詳しく解説します。

一条工務店

一条工務店は、特に気密性と断熱性能にすぐれた住宅を提供することで知られています。独自の「i-smart」などの商品では、厚みのある断熱材と高性能な窓を採用しており、熱が逃げにくくなっています。
C値(気密性)やUA値(断熱性能)が優れており、冷暖房の効率が高く、年間を通じて快適な室内環境を維持できます。また、工場生産による高精度な気密施工が特徴で、現場でのばらつきを抑えた高品質な住宅が実現します。

 

三井ホーム

三井ホームは、「2×6工法」を進化させた「プレミアムモノコック構法」を採用し、高い気密性と断熱性を実現しています。
この工法により、家全体の耐震性が向上するだけでなく、壁が厚いため、断熱材を多く使うことが可能です。
また、外壁には「ロックウール」という高性能断熱材を使用しており、これにより断熱性や耐火性が向上しています。これにより、冬は暖かく夏は涼しい家を提供しています。

 

ファースの家

ファースの家 外観ファースの家は、高断熱・高気密住宅に特化したハウスメーカーです。
独自の「ファース工法」により、家全体の気密性と断熱性を高めることに成功しています。

この工法では、外気温の影響を最小限に抑え、室内の温度を快適に保つだけでなく、省エネ効果も高いのが特徴です。高気密高断熱を重視する方には、冷暖房費の削減と快適な住環境を同時に実現する家としておすすめです。

 

夏涼しく冬暖かいハウスメーカーを選ぶ際のポイント

冷暖房のない部屋がどの程度の室温か?体感してくる

ハウスメーカーを選ぶ際、冷暖房のない部屋の室温を体感することはとても重要です。
カタログやネットの情報に頼らずに住宅展示場に出向き、トイレや脱衣所・ウォークインクローゼットなど、通常エアコンがない場所の温度も快適かどうか?を体感・確認しましょう。
これにより、家全体の断熱性や気密性がどれほど優れているかが分かります。
また、家の性能をより詳しく知りたい場合、サーモカメラを使って温度を確認すると効果的です。ただし、カメラで撮影する際は営業マンに了承を得てください。
このような体感と確認作業を通じて、家の本当の快適さを見極めましょう。

熱交換システムの有無

建物に隙間が多いと、外気が自由に入って、熱交換システムが効率的に機能しないため、C値の指標は非常に重要です。C値が0.5以下でない場合、熱交換システムが高性能であっても、その効果を最大限に発揮することは難しいです。

隙間から外気が入れば、熱交換で得た暖気や冷気が無駄に発散し、エネルギーの無駄遣いになってしまいます。
C値が低いほど気密性が高く、システムの効率を最大限に引き出すことができるため、建物の設計や施工時にはこの値を重要視する必要があります。
その基準として、C値0.5以下をめざしましょう

注意点:Q値は延べ床面積で変わる

Q値は住宅全体の熱損失量をしめす数値ですが、延べ床面積が変わるとQ値も変動します。
大きな家ほど、熱が逃げる量も多くなるため、数値が大きくなる傾向があります。
Q値だけで住宅性能をはんだんするのではなく、家の広さに応じた適切な数値であるかどうかを確認することが大切です。
これにより、適切な断熱性能を持つ家をえらぶことができます。

 

長野県でファースの家を建てるなら諏訪市の「LTホームズ」へ

ファースの家は、少ないエアコン台数で家全体を快適な温度に保てる優れた住宅です。
通常、他のハウスメーカーでは各部屋にエアコンが必要ですが、ファースの家ではエアコン2台で十分です。
その秘密は、独自の熱交換率96%の日本トップクラスの性能を持つ「AIキット」を搭載した熱交換システム。

このシステムは、外からの空気を取り入れながら室内の温度を一定に保つことで、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現します。
特に寒さが厳しい長野県では、熱交換システム機能が快適な住環境を保ちます。
長野県諏訪市にある「LTホームズ」は、ファースの家の信頼できる施工業者として知られており、地域の環境に適応した住宅をご提供できます。

 

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まとめ文

この記事では、夏涼しく冬暖かい家を実現するための基準として

 

  1. 高気密・高断熱の家の選び方: 家の快適さを保ちながらエネルギー効率を高めるために、ハウスメーカーの選定が非常に重要です。
  2. おすすめハウスメーカー: 一条工務店、三井ホーム、ファースの家は、特に気密性と断熱性に優れており、一年中快適な室内環境を提供しています。
  3. C値とUA値の重要性: C値とUA値は、家の気密性と断熱性を示す重要な指標です。 これらの値が低いほど、家は高気密・高断熱であり、冷暖房の効率が向上します。 C値が0.5以下であると、気密性が高いとされ、外部からの空気の侵入が抑えられます。 UA値に関しては、日本の新築住宅に求められる一般的な基準は約0.87 W/( m²K)以下ですが、より高い断熱性能を求める場合は0.6 W/(m²K)以下に設定することが推奨されます。これにより、断熱性が高く、季節に合った室内温度をよりわかりやすくなり、結果的に光熱費を削減し、快適な生活空間を維持することが可能になります。
  4. 実際の体感確認: モデルハウスで実際に室温を体感し、家の断熱性や気密性を直接確認することが大切です。
  5. 熱交換システムの確認: 効率的な熱交換システムは室内の空気品質を維持しながらエネルギーの無駄を削減します。システムの性能を確認することで、そのハウスメーカーが提供する住宅の質が見極められます。

この記事は、一年中快適でエネルギー効率の高い住宅の選び方と、そのような住宅を提供するハウスメーカーの情報を紹介しています。
また、気密性や断熱性が高い住宅を選ぶときの重要なポイントを理解し、より良い選択ができます。この記事を参考に、納得する理想の家を建てましょう。

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